家族から借金について相談された時どうやって解決できる?

身近な人が借金苦

 

「借金で困っている」
「返済できなくて苦労している」

 

親、兄弟、そしてあなたの配偶者や子供など家族から突然借金について相談されたらどうしたら良いのか、どう言葉を返せばよいのか戸惑うのが普通だと思います。

 

借金の返済に困ってどうしようもなくなり相談してくるのですから、事態は深刻であり時間的にも追い詰められ、勇気を出して言ってきたのだと思います。

 

相談してきた家族としては何らかの助けを求めての相談であることは確かですし、相談を受けたこちらとしても何とかの助けてあげたいのは当然ですよね。

 

とはいえすべて立て替えることも困難

 

ただ、そうは言ってもあなたにも生活がありますから家族の借金をすべて肩代わりするわけにも行きません。また、配偶者や子供からの相談であれば、あなたも心穏やかではいられないでしょう。

 

まず、はっきりしていることは、冷たいようですが、原則として保証人になっていない限り家族の借金であっても、あなたが借金を返す義務はありません。だからといって責任はないと突き放すわけにも行きませんからなんとかしたいですよね。

 

あなたが一緒に悩んで呻吟していても解決しません。とはいえサクッと解決できる問題でもないことは確か。

 

あなたが肩代わりして返済する以外に、どのような手段で家族を借金から助けてあげられるのか、あなたのストレスはなるべく少なく、そしてできるだけ早く解決できる方法を考えてみましょう。

原因を特定しまず解決を図る

借金がどれくらいあるのか確認する

 

まず何のための借金だったのかということをはっきりさせましょう。これは相手を責めて糾弾するためではありません。これ以上傷口を広げないために借金の用途をはっきりとさせます。

 

積み重なった借金をなんとかしようにも、もう一方ではさらに借り入れしなければいけない状況では解決にはなりません。もう債務を増やさないように借入をストップすることがまず最初にすべきことです。

 

ギャンブルや遊ぶためのお金だとしたらもちろん即時停止、他の借金を返すために別の消費者金融から借りて返済に充てる「自転車操業」であれば事態は深刻で一日でも早い解決を目指します。

 

借金の内容、収入と支出を確認

 

次には借金の内容を整理します。どこからいくら借り入れしているのかを確認しますが、返済に行き詰まり相談してくる段階では、どこからいくら借りているのかもわからなくなっているケースも多いのです。

 

それだけ冷静さを失っていることなのですが、自転車操業でとにかく目先の借金を返すことに必死で、すでに借金総額、利用しているカードローンの件数など全体像をきちんと把握している人は少ないのが現実。

 

それでも分かる範囲で総額件数、そして毎月の返済額をはっきりとさせること、それに対して本人の収入、必要最低限の生活費など必要経費を精査して、削ることができる費用は躊躇せずにカットしていきます。

収入と支出のバランスを考えて解決

収入と支出で返済可能か判断

 

必要な経費を除いた収入で毎月の返済を続けていけるか、また払えたとしてどれだけの期間をかけて借金残高を完済できるかが判断ポイントになってきます。

 

もう行き詰まって相談をしているのですから、そう簡単ではないと思います。光熱費、食費など必要な生活費をギリギリ削って返済がようやく続けられる、というレベルなら今後再び行き詰まる可能性が高いです。

 

出ていくお金が増えることがあっても、今後急に収入が増えることは一般的には期待できないことですから、やっとのことで返していける状態では現実として返済を続けるのは厳しいでしょう。

 

債務整理をすべきか判断

 

相談を受けた側が経済的な援助をできるのであればそれも考えられる選択肢ですが、それでこちらの生活が圧迫されるようであれば無理はしないでください。ここからは専門家の助けを借りるべき段階です。

 

借金問題解決の専門家に依頼することで債務整理を考える状況になっているのです。債務整理とは借金の減額を図ったり、全額免除を得るための法的な手続きのことで誰しもが債務整理する権利を持っています。

 

借金問題解決の専門家である弁護士や司法書士などにお願いして債務整理手続きの代行をしてもらう、という形になります。もちろんお願いするからには手数料など費用が発生しますがやむを得ないことです。

借主である家族本人の意志が大切

強い意志を持って臨もう

 

自力で返済を続けていくにしても、債務整理するにしても、どちらにしても借金を作った本人のしっかりした意志が必要です。遅滞なく返済し続ける意志、そして債務整理をする意志を本人が持つことが大切。

 

「相談した結果、やれって言われたからやります」では失敗します。お金の問題を解決するのは本人ですし、解決するまでやり切る強い意志がなければ途中で挫折してしまいますから大事なポイントになります。

 

債務整理を考えているなら、家族のあなたではなく、借金している本人が弁護士らに会って相談をしましょう。必ず本人の口からこれまでの経緯や現在の状況を話してアドバイスを貰うことが必要です。

 

気軽にできる無料相談

 

現在はネットでも24時間いつでも借金問題の相談が気軽に無料でできるサイトがありますし、全国各地、多くの弁護士事務所、司法書士事務所では借金問題の無料相談が可能です。

 

どうしても費用が必要なことが引っかかると思いますが、その場合は公的機関の相談窓口を利用するのも良いでしょう。下記の法テラスでは希望すると債務整理費用の立替もしていますが利用には条件があります。

 

「財団法人日本クレジットカウンセリング協会」のナビダイヤル、あるいは「日本司法支援センター」(通称 法テラス)など無料で相談を受け付けています。